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北海道旅行温泉口コミ 北海道いいとこ.COM

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摩周湖の霧 【伝説】




摩周湖と言えば、霧が有名ですよね。

晴れている摩周湖はめったに見えないので、もし見えたなら
人生の幸運を使い切ってしまい女性は婚期が遅れ
男性は出世を逃すなどというジンクスもあります。

ですが、実際に摩周湖が霧で見えない
確率というのはそんなに高いものではないのです(^_^)

霧がかかる時期は6~7月が多く、
その時期でも晴れている日の方が多いくらいなのです。

ですから、逆に霧の摩周湖を見られたという方は大変幸運かもしれません♪
(逆に婚期が遅れるかも・・・  いや、冗談です(^^ゞ)
私も何度も行っていますが、霧の摩周湖に出会えたことはないんですよねー。

初めて見に来られる時は晴れているほうがいいですよね。
何も見えないんじゃ、つまらないですもんね。

実は霧がかかる理由には伝説があるんですよー。
知ってましたか?

■カムイシュ島の伝説■

遠い昔、ある地方に激しい戦いが起こり
村長一族は殺されてしまいました。
そして、一人の老婆が殺された息子の
忘れ形見の孫を連れて逃げました。

老婆と孫は野山を彷徨い歩きましたが
いつしか老婆は連れていたはずの
孫を見失ってしまいました。

悲しみにくれ疲れ果てた老婆は
摩周湖のほとりにたどり着き
カムイヌプリ(摩周岳)に一夜の宿を
頼みました。

カムイヌプリは「いつまでも休め」と
いたわりの声をかけると、老婆を島に変えました。

その島が湖の中に浮かぶホクロのような小島、
カムイ(神)、シュ(老婆)です。

摩周湖に霧が多いのはこの島に姿を変えた老婆が
孫を思って、泣くからだと言われています。

皆さんも摩周湖へ来たら、この伝説を思い出してみてくださいね。
旅がより一層、神秘的で思い出深いものになると思います。


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